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ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)は14日、任天堂の世界観をテーマにした新エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド」について、スマホアプリとリストバンドを組み合わせて遊ぶアトラクションを導入することを明らかにした。
運営会社のJ.L.ボニエ社長は「2020年は東京オリンピック開催の年で、日本にとっては待望の1年。日本が世界中から注目を浴び、外国から多くの方が日本にやってくる年に、スーパーニンテンドーワールドがオープンすることをうれしく思う」と述べた
スマホにUSJのアプリをダウンロードし、エリア内で購入するリストバンドと連動。数十カ所に設置した「ハテナブロック」などを実際にたたいてコインを集めたり、敵キャラクターと対決したりするなど、自身がまるでマリオになってゲームと同じような遊びを体験できる。
USJによる新エリアへの投資額は600億円を超える。任天堂の人気キャラクターによる集客に期待するUSJがライセンス契約を結んで運営する。訪日客の来場が期待できる東京五輪までに開業する予定だ。米国やシンガポールのテーマパークでも同様のエリアを開設する計画。
任天堂は収益源を多様化するため、キャラクターを生かしてゲームになじみのない層との接点を広げようとしている。キャラクターを売り出すことで中核事業であるゲーム専用機・ソフト販売を強化する狙いもある。
昨年11月には「ニンテンドートウキョウ」(東京都渋谷区)を開設。スマートフォン向けには「スーパーマリオラン」や「マリオカートツアー」などゲームの配信もしている。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-01-14/Q3RK16T0G1L001?srnd=cojp-v2
2020年1月14日 10:23 JST