VRにはおそらく多くの消費者の関心を惹き付ける程の魅力がなかったのだろう。
企業側が安値で売り出してみたり、Astro Botのような優れたソフトをもってしても
この状況を変えるのは難しかったらしい。
なぜなら以前からVRに積極的な投資を仕掛け、VRゲームも発売してきた企業から
この新たな熱意に富むとみられた市場には暗い未来が待っているとの報告が出たからだ。
これは過去にはPSVRにEVE Valkyrieも発売していたCCPゲームスのヒルマーCEOが
報道陣との対談で語ったもので、それによると同社は売上不振により2つのスタジオを閉鎖し
今後はVRゲームを一切制作せず、この市場からは撤退するようである。
「我々は多くのVR機器が市場に発売されてから現在までの間で
経済規模が2倍から3倍に膨らむとの期待を抱いていました。
そうでないと商売ができませんからね」
と述べ、彼は現在の市場の厳しさについて説明していた。