フォールアウト76で巨額の売り上げを期待しているのだろうが
Gamestop社の見解はどうもそれとは異なるらしい。
2018年度第3四半期決算を公開した同社の報告によると
Gamestopはブラックフライデーで大きな利益を得たのかもしれないが
全体として深刻な損失を計上していた。
4億8860万ドルもの損失を計上した同社は株価の急落も起きており
ロブ・ロイド最高財務責任者は今期の販売状況について
COD:BO4とフォールアウト76が「期待していた程の人気が得られていない」事を挙げ
この2作品があまり上手くいっていないとの見通しを示している。
彼はまたフォールアウト76が批評家、ファン双方から酷評されている点も
伸び悩み要因だとし、メタスコアの低い点数が明らかに市場に影響を与えたとの
見解も披露していた。
Gamestopはレッドデッドリデンプション2やスパイダーマンの好調さに支えられ
一部で強い動きもみられるが、全体としては先行きが不透明のままだ。
ソフトウェア売上が前年から10.4%上昇しているが、5億ドル近い損失は大きい。
特に彼らが前年同時期には5940万ドルの利益を上げていた事を踏まえれば尚更である。
ただ彼らは今期の損失については減損損失における問題で
これが5億8750万ドルの損失を出したに過ぎないと説明していた。
同社はここ最近、厳しい時期を過ごしている。今年初めには買収、身売りの話も出ていた。
これまでのところ、この議論は宙に浮いた状態にあるが
今回の巨額損失で、あるいはその話も再開されるのかもしれない。
配信売上の影響力が増していることも含め、同社の今後の決算は注目に値するだろう。
https://comicbook.com/gaming/2018/12/02/gamestop-call-of-duty-black-ops-4-fallout-76-failures-loss/