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コーエーテクモホールディングス <3635> が10月9日大引け後(15:00)に業績修正を発表。
19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の54億円→83億円(前年同期は68.9億円)に53.7%上方修正し、一転して20.3%増益を見込み、2期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
なお、通期の経常利益は従来予想の175億円(前期は182億円)を据え置いた。
会社側からの【修正の理由】
任天堂株式会社の「ゼルダの伝説」シリーズと「無双」シリーズとのコラボレーションタイトル『ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ DX』(Nintendo Switch用)が5月に欧米で発売され計画を上回りました。
当社がIPを許諾したタイトルでは、中国大陸をはじめアジアで累計登録者数650万人を超える『三国志2017』が、5月に韓国で『新三國志 Mobile』として、8月には日本で『新三國志』としてサービスが開始されました。
また、日本・中国を除く139の国・地域で配信され累計1,000万ダウンロードを突破している『真・三國無双 斬』が9月に国内で配信開始されるなど、利益率の高いロイヤリティ収入が伸長し収益性が向上しました。
9月に発売した『無双OROCHI3』(PS4、Nintendo Switch用)の出足は好調で、『仁王 Complete Edition』のリピート販売も堅調に推移しております。
営業外収益についても有価証券売却益が計画を上回り、順調に進捗しました。
これらにより、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益について、前回予想を上回り、第2四半期連結累計期間として経営統合以来最高の業績となる見込みです。
なお、通期の連結業績予想につきましては、第3四半期以降の売上、利益の比率が高いことを勘案し、当初予想からの変更はございません