以上の点を踏まえると「デザイン」と「スタイル」からPS5の販売は苦戦する可能性が高いように思える。
期待されたソフトも,今回の動画では従来に比べて,トゥーンレンダリングのゲームが多かった印象だ。
エース経済研究所では以前から指摘しているが,日本のアニメが世界的に人気となり,若い世代にアニメ調の
グラフィックスを受け入れる下地ができていること,さらに2017年にトゥーンレンダリングの
「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」が大ヒットしたことでデベロッパに影響が出たと考えている。
PS5,PS4で主流だったフォトリアルグラフィックスをさらにリアルにするように追求したはずだが,
いざ発売になったときには潮流が変わっていた可能性があると思う。
Nintendo Switchが引き起こしたライフスタイルの変化も,PS5にはネガティブに効きそうである。
このエース経済研究所の見方が正しいかどうかは,来年早々にははっきりしているだろう。その時点でもう一度検討したい。