ハードがPS2に変わった「FF10」は約233万本、「FF12」も232万本に留まりました。
そしてPS3で出た「FF13」は約191万本で、PS4の「FF15」は104万本に落ち込んでいます。
ダウンロードの普及を加味しても、落ちすぎます。
FF15は、さまざまなプラットフォームで世界展開することで900万本以上を出荷していますが、国内の販売数を見る限りでは、FFのブランドの陰りは明らかでした。
それゆえに「FF7リメイク」の強気の価格、分作展開への懸念、開発に期間がかかりすぎる……という声があったのは確かです。
しかも、いまだに何部作で完結するのかも発表されていませんから、印象は良くないと言えます。
しかしわずか3日間で出荷350万本という事実は大きく、遊んだ人の高い評価に加え、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛を織り込めば、今後の売れ行きにも期待できます。
日本国内で既に100万本を出荷しており、今後の上乗せの見通しを織り込むと、日本でのブランドの陰りを食い止めることに成功したと言えるでしょう。