日本各地で「大行列」が発生
1988年2月10日、ファミコン版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』がエニックス
(現スクウェア・エニックス)から発売されました。売上本数は380万本。
前作『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』に引き続き大人気となりましたが、
売れない他のカセットとセットで販売する、いわゆる「抱き合わせ商法」が多発、
またドラクエ強盗(カツアゲ)も発生するなどの社会問題も。日本各地で発生した大行列が
TVで特集され、ゲームが持つ影響力の大きさを世の中に知らしめた偉大な作品です。
ゲームシステムはドラクエシリーズ初の4人パーティを採用。主人公である勇者以外に、
戦士、武闘家、僧侶、魔法使い、商人、遊び人、隠し職業の賢者ら7つの職業から仲間を選べる
自由度の高さと、転職システムが当時話題となりました。どんな編成でパーティを組むのか、
夢中になって話し合った記憶を持つ方も多いのではないでしょうか。
1988年にリリースされた、『交響組曲 ドラゴンクエストIII』(アポロン)
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