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サッカーを題材にした育成RPG「イナズマイレブン」の新タイトルがまた、ファンたちの大きな反感を買っている。発端は、開発会社・レベルファイブの日野晃博社長が4月1日に更新したブログの内容だ。
「大変お待たせしている『イナズマイレブン 英雄たちのグレートロード』ですが、ゲーム開発上の問題で、制作は難航し、大幅な遅れとなってしまいました。ネットでの批判的な声も広がり、スタッフもモチベが落ち気味となり、なかなかに難しい状況になっていました」
この投稿が「発売延期をファンのせいにしてる」などと批判を浴びている。2016年の発表以降、再三にわたる延期でやきもきしていたファンたちの火に、油を注ぐ形になったようだ。
■当初は2018年に発売予定だったが……再三にわたる延期でファン呆れる
イナズマイレブンは2008年の第1作発売を皮切りに、テレビアニメや映画、漫画などを展開する人気タイトル。新タイトルは当初、副題『アレスの天秤』として18年夏に発売予定だったが、その後、日野社長が「完成度はまだまだ」などして同年秋に延期した。
だが、同年12月には外注していた開発会社の人数規模が足りないことなどを理由に、19年への延期を発表。19年9月には”完全に社内での開発”に切り替えるのに伴い、副題を『英雄たちのグレートロード』に変更した上で、改めて発売日を20年に延期していた。
日野社長は同ブログで
「こういった状況の中、いったんは、開発中止しかないのかも知れないと考えました。ですが、まっすぐな気持ちで応援してくれる方もいて、個人的にもあきらめきれない気持ちも大きくなり、なんとか、開発の再開を試みることにしました」
と心境を吐露。さらに「恐らく2021年の発売となってしまうと思いますが、しっかりとよいものをつくる所存です。今回のような事態をバネにして、『完成させて意義のあるもの』を再構成し開発していこうと思っています」と再びの延期を匂わせている。
一連のブログ投稿に、ネット上では「ファンのこといったいなんだと思ってるの?」「延期をファンのせいにするのはいかんでしょ」などと不満が爆発している。