ゲームにおける課金要素について
日本のゲーム市場では、数年前からモバイルゲームを中心に「ガチャ」に伴う課金問題が
議論されており、海外市場においても、同様の「ルートボックス」について
一部において禁止されるなどの措置がとられています。
当社は「遊文化」を創造する会社として、ゲームはくじ引きのような射幸心を
満たすものではなく、あくまで遊んで楽しむものだと考えています。
本来、遊んで幸せになっていただくためのゲームで過度な課金により、
かえって不幸になってしまうのは当社の望むところではありません。
そのため、当社が開発するモバイルゲームでは原則的にガチャ要素は控え、
家庭用ゲームにおいても少額の追加要素は配信しつつも、
ゲーム本編を楽しむうえで必須となるようなコンテンツは無料で配信するなど、
全てのユーザーに平等で安全に楽しんでいただけるよう努めています。
販売地域に合わせた調整(ローカライズ/カルチャライズ)
2019年3月期における家庭用ゲームの海外販売本数比率は85.4%と、
カプコンのゲームはグローバルで楽しまれています。
世界中のユーザーにゲームを楽しんでいただくためには、
日本語で開発したゲームを各地域に合わせて翻訳(ローカライズ)する必要がありますが、
国によって歴史や宗教、慣習が異なるため、
日本の常識で開発したゲームを翻訳しただけでは、
思わぬところでユーザーの楽しみを損ないかねません。
そこで、あらゆる地域で平等にゲームを楽しんでいただけるよう、
ネイティブスタッフによる調整(カルチャライズ)を行っています。